小説 2話

<2話 魂の共鳴>
てなわけで俺達はカレーを食ったわけなんだが。
これが美味いのなんのってwww
「おいしかったね!」
「そうだな!」
そういうわけで、RPG系の定番、『ギルド』へ
行ってみることにした。




「ぎるど?あーそれならあの山を越えた先にあるよ。」



…なんだよこれwあの雲がどんよりとかかって不気味な
あの山に登れって?
危なそうだから登らないようにしようって決めた
あの山に?
「あの〜登らないといけないんですか?」
「当たり前じゃないか。じゃなっかたらどうやっていくんだよ」
馬鹿にされた!?
「トンネルとか列車とかは?」
「そんなもんあるわけ無いでしょう」
やっぱり?
「仕方が無いよ。登ろう」
「ん?あ、ああ」
「ちょっと待ったお前さん達。本気であの山に登ろうってのかい?」
「まあな」
「レベルは?」
「1」


あれ?おばさんの目が白いぞ?www
「どうかしましたか?」
「あ、あんたたち、死ぬよ?」
「「え」」
ええええええええええええええええ!!!!?
「ええ!?何故!?」
「当たり前じゃないか、あの山のモンスター。
最低でレベル25だよ?」


・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

「なんとおおおおおおおおおおおお!!?」
ばあさん!それありか!?
「あんた達にはまだ早いよ」
でしょうな!!


「これからなにする?」
空気になりかけのサイルが話しかけてきた。
「何ってあの山を越えるためのレベルアップだな。」
早速、また、あの森へ行くのだった。



「てえい!!」
テテテテーン!
とまさにポ○モン風のレベルアップ音が鳴り響いた。
「やっと10だね!」
「俺はまだ6だぞ」
職業系の経験地振り分けの差だろうか。
俺とサイルの育ち方は圧倒的な差があった。
「あ、技を覚えたっぽい!」
「なんと!?」
「えーと名前は…ブリザド?」
FF!?
サイルがそう叫ぶと俺の頭の上から急に
氷が降ってきた。
パリーン!!




「・・・い、生きてる?ってHPバーレッドゾオオオオオン!!」
「ご、ごめんなさい!!」
とサイルは俺に薬草を手渡した。
「ん?こんなの、どこで?」
「さっき倒したモンスターが持ってたの。」
あーなるほど。
にしても危ない危ない。
「そういえばエイトにブリザドが当たったときに
クリティカルって表示が出ていましたね。」
なんと不幸な…。
「ん?そういや今『ブリザド』って言ったのに今度は
降ってこないぞ?」
「そういえば・・・」
「もしかして出す意識が無ければ技はでないんじゃ」
てことはさっきは当てるき満々ってことかwww
「そうですね、まあそろそろ続きを始めましょう」

続いたりしちゃう。
ちなみに魂の共鳴というのは
魔法と連動するあの意思を表しています。